―台本を読んだ感想を教えてください。
現代の忙しさを感じたり、昔の穏やかな雰囲気を感じたり、あたたかな雰囲気のある作品にとても大きな波があってスピーディーだなと感じました。読んでいてすぐに作品に引き込まれていました。
―自分の役を演じるにあたって、大切にしたいことがあれば教えてください。
作品自体はおそらくそこまで長い作品ではないと思うので、だからこそ自分の届け方次第では作品の内容が分からないまま終わってしまう可能性がある。丁寧に届けつつもテンポの良い作品を作れたらなと。あと、僕自身も絵を描くのが好きなので、そういうところも少し盛り込めたらなと思います。
―ご自身の小さい頃の夢はなんですか?
プロ野球選手とお笑い芸人。人前に立つことが昔からとても好きでした。
―演劇活動の”力の源”になっているものはありますか?
食事ですね。食べることが大好きなので、美味しいものを食べるということが体力にもなるし心のメンテナンスにもなると思っています。
―自分の人生の糧になっている物語はありますか?
劇団四季のアラジン 元々はミュージカル俳優を志してはいなかったのですが、友だちと一緒観に行った時に華やかさと歌声に引き込まれてミュージカルに出演したいと思うようになりました。 今でも元気を出したい時にはCDを聞いたりしています。
―作品への意気込みをお願いします。
初めての2人ミュージカルで失敗を恐れたり不安もたくさんありますが、舞台上で演じている自分がとことん楽しめたらなと思います。
〈神澤直也・かんざわなおや〉
1997年7月15日生まれ。主な出演作、ミュージカル『魍魎の匣』関口巽役、ミュージカル『聲の形』真柴智役、ブロードウェイ•ミュージカル『エニシング•ゴーズ』、『アルキメデスの大戦』、ミュージカル『魔女の宅急便』、ミステリ•ミュージカル『ルームメイトと謎解きを』、きかんしゃトーマスファミリーミュージカルなど舞台を中心に活動中。2024年6月にミュージカル『鉄鼠の檻』関口巽役で出演予定。