出演者インタビュー⑧ 小宮明日翔


―台本を読んだ感想を教えてください

ハルのとにかく純粋な心に胸を打たれました。 夢に向かって頑張る中、紬季という人物との出会いによりさらに広がった自身の世界。紬季と物語を創っていく過程で様々な新たな感情に溢れていくハルの様子はまさに純粋な幼き少年のよう。僕自身の演劇に触れ始めた幼少期を思い出させてくれました。

 

 

―自分の役を演じるにあたって、大切にしたいことがあれば教えてください。

夢を持つこと、そして無我夢中に夢・新しい事に向かって突き進んでみること、その初心を今一度改めて思い出し、その心を大事にしつつ役に憑依して自分なりのハルという役をしっかり創り上げて挑みたいなと思っています。

 

 

―ご自身の小さい頃の夢はなんですか?

本当に小さい頃は政治家になって世の中の汚い部分を清く正していきたいだなんて思ったりしていた時期もありました。笑 子役時代に舞台の世界に本格的に触れてからは、とにかく舞台の世界で活躍したいと思いなんだかんだで今に至ります。

 

―演劇活動の”力の源”になっているものはありますか?

飯。これに尽きます!元々食べること自体が大好きなのですが、仕事などで一日頑張った後に食べに行く深夜のラーメンなんかはとにかく最高!翌日以降の演劇活動を頑張る糧になります!

 

―自分の人生の糧になっている物語はありますか?

「レ・ミゼラブル」です。社会的身分や年齢に関係なく、どんな立場の人間であれ様々な信念や希望を抱きながら日々懸命に生き抜いていく様は観ていて凄く自身の励みになります。

―作品への意気込みをお願いします。

 

今年3月まで2年近い期間、愛媛県の坊っちゃん劇場という場にて毎日のようにミュージカルの公演を行う生活を続けてきました。今回はそんな愛媛生活を終えてからの初の作品となるので、久々の東京で思う存分愛媛での成果を発揮したいと意気込んでおります! なにより新作のミュージカルに一から携わり、皆で作品創りが出来ることにとてもワクワクしています!


〈小宮明日翔・こみやあすか〉

東京都出身。6歳より事務所に所属。以降は子役として「レ・ミゼラブル」「エリザベート」「ピーターパン」などの様々な舞台芸術を中心に活動し、その他映像・吹き替えなどの領域でも多岐にわたって活動。 現在は舞台役者をメインとしながらも、自身で文化芸術振興団体「SASP」を立ち上げ、小・中学生などを中心にワークショップを行ったり、地域の文化イベントに参加しパフォーマンスをするなどの活動も並行して積極的に行っている。

 


ミュージカル「かえるのロッキンチェア」 

2024年5月3日~5日 @成城・アトリエ第Q藝術

 

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